MAGICSTORY
「…いえそこまでは分からないんですけど、その可能性は十分あるかと…」



ねえ、いったいなんの話をしてんの?



『そうか…では確かめるとするか』




「あ、あの!!なんで私はここに呼ばれたんでしょうか?」



何も分からない。知らない国、知らない人達、どれだけ不安か。不安に押しつぶされそう…




『……とりあえずここにある水晶に触れてくれないか?そしたら何もかも話すつもりじゃ』




「触るとどうなるんですか?」




得体のしれないものに触れるのは少し、いやかなり抵抗がある。
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