MAGICSTORY
何をすることもなくただボーっとしているとドアを叩く音が聞こえた



「はい」



返事をすると遠慮気味に彼が入ってきた



「どうも…この間はとんだ御無礼、申し訳ありません」



…顔と言葉があってないし!!




「えっと、別に気にしてないし、てか何で敬語…なんですか?」



相手が敬語だとこっちもなんかかしこまるよ…



「それは、あなたがカウンティアを救った精霊だからです。リーンス様は女神と呼ばれています」



淡々とした口調で話す彼





偉そうにしやがって…!!
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