MAGICSTORY
何かあるかと周りを見渡す。汗を拭う。太陽が真上にあり、ギラギラと輝いている。それなのに汗1つ垂らさずに涼しそうなお隣さん。




「あ、あそこ!」


思わず目に止まってしまったガラス細工のお店。ガラスだけではなく他にも、コーヒーカップなども売っていそうだ。



指をさした方向に目を向けると怪訝な顔をした



「…あそこ女ばっかじゃねーか………」



げんなりとした様子で呟くルチェル。



見るとやはり可愛らしい物が置かれてるため必然的に女の子が集まるようだ。



「いいじゃん!!ね?なんならそこらへんで待っててくれればいいし」


「…………行くぞ」



またもやスタスタ行ってしまうかと思ったら、今度は後ろを向き「早くしろ」など偉そうなことを言いやがった。



こないだまでは敬語だったくせに!!
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