MAGICSTORY
「いいか?」


念をおすように聞いてきた



「うん…でも、死なないで……私なんかより自分の命を大事にして……お願い」



「あぁ、俺は誰にも殺せねえよ」



クシャっと頭を上から撫でると


「そろそろ帰るか、あまり外はでないほうがいいからな」



城へと足を進めていった。
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