あたしのお兄ちゃん*完*

「お兄ちゃん!」
「紗柚?!」


お兄ちゃんは裏庭にいた。太陽が照りつける。


「嫌がらせのこと…っ。」
「あぁ…、牧野から聞いた。俺も前から気になってはいたんだ。」


静かな声でそう言った。



< 138 / 142 >

この作品をシェア

pagetop