あたしのお兄ちゃん*完*

眠たいのを必死にがまんして、授業が終わり昼休み。

「お兄ちゃん、きっとクラスにいるよね…。」


お弁当を持って、お兄ちゃんのクラスに行ってみる。約束してないけど、一緒に食べたくなった!






お兄ちゃんのクラス…。友達についてきてもらえばよかったかな?知らない先輩ばっかでこわいよー…。



「ばっか、やめろって。」
あ、お兄ちゃんの声。
その低くて優しい声をたどった。


あ……。



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