大好きな貴方へ...
1章
大好きな人
「陽那っ!
駅前にさー
新しいアイスのお店できたんだけど
一緒にいかない?」
「ッ-・・・ごめん!
今日は大事すぎる用があって..
ごめん!急ぐ!
愛してるよ、風ちゃん!」
って感じで、
風ちゃんの元を去ったまではよかった。
「ッー痛い・・・」
はい。
あたし、西脇陽那は自他共に認めるドジであります。
そして案の定走ったのはいいものの、
こけました。
なんにもない廊下で...
はあ...
自分が嫌になるよ。
このどんくさいのどーにかしてくれ。