悪魔な彼女っ
突然の恋
-由紀side-
「はぁ~、今日から高校2年生かぁ・・・。」
いつもの通学路。
いつもの景色。
つまらなさすぎてため息がでる。
そしてたまに男子達がこちらを見てくる。
あたしはつくり笑顔で手を振ってみせた。
するとその男子達はみんな顔を赤くしてうつむく。
こんなことの繰り返し。
あたしはいつまでこんなアイドルやってなきゃなんないんだろう・・。
ふと、背後に誰かいるような気がして振り返った。
「あぁ、惜しかったなぁ。なんで振り向くのよ~」
後ろで顔を膨らましてるこの子はあたしの親友の花阪 美沙(はなさか みさ)。
アイドル長身な私と違って、ちっちゃくて、くりくりっとした目。
もう、娘にしたいくらいかわいい子なの!
「美沙っ、ごめぇん」
「それにしてもなんか暗い顔だね?」
あ、やっぱりわかっちゃった?
さすが親友っ。
「うん・・。なんかあたし、去年と全然変わってない気がしてさぁ」
「変わっても、変わらなくても、由紀は由紀だよっ」
「美沙ぁ~」
思わず涙目になる。
持つべきものは友だね~。
いつもの通学路。
いつもの景色。
つまらなさすぎてため息がでる。
そしてたまに男子達がこちらを見てくる。
あたしはつくり笑顔で手を振ってみせた。
するとその男子達はみんな顔を赤くしてうつむく。
こんなことの繰り返し。
あたしはいつまでこんなアイドルやってなきゃなんないんだろう・・。
ふと、背後に誰かいるような気がして振り返った。
「あぁ、惜しかったなぁ。なんで振り向くのよ~」
後ろで顔を膨らましてるこの子はあたしの親友の花阪 美沙(はなさか みさ)。
アイドル長身な私と違って、ちっちゃくて、くりくりっとした目。
もう、娘にしたいくらいかわいい子なの!
「美沙っ、ごめぇん」
「それにしてもなんか暗い顔だね?」
あ、やっぱりわかっちゃった?
さすが親友っ。
「うん・・。なんかあたし、去年と全然変わってない気がしてさぁ」
「変わっても、変わらなくても、由紀は由紀だよっ」
「美沙ぁ~」
思わず涙目になる。
持つべきものは友だね~。