悪魔な彼女っ
2年生の教室。

早速自分の席を確認する。

お、ラッキー。

一番後ろ。

これで授業中も容赦なく遊べるな。


それにしても暇だな。

2年生になったというのに、ろくな友達もいないし。

まぁこんなナリだから仕方ないっちゃあ仕方ないんだが。


そうしてそそくさと自分の席についた。

・・暇。

ゲームでもしようかな。

そう考えていると、なにやら前のほうで声がした。

・・・ん?

前を見ると、あの女子がいた。

朝のアイツだ。

確か名前は・・白鳥由紀。

あ、俺に話しかけてるのか!?

慌ててキョロキョロとしてしまう。
< 13 / 32 >

この作品をシェア

pagetop