悪魔な彼女っ

-静流side-

ピーンポーン。

「・・・ん?」

誰だ?こんな時間に。

親は今海外旅行でしばらく帰らないはずだが。。


そっとドアののぞき穴(?)から見てみる。

「・・・!」

白鳥だ。

なんでこんなところに?

俺はあわててインターホンをとった。

「・・何か用?」

『あ、静流君?あのさ、今日静流君のポッケに紙いれたの知ってる?』

げっ・・

わざわざ来たってか。

・・ここはシラを切ろう。

「え、あ、本当だ!」

『別にそれ告白とかじゃないんだよ。先生に頼まれたの。重要なモノだからわたしといてくれって』

「重要なモノ?俺に?」

そうだったのか。

まぁ告白とかは考えてなかったが・・

それにしても、重要なモノって何だろう。


俺は玄関へと向かった。
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