悪魔な彼女っ
「静流君の家に入りたかったから言っただけ!」

「え・・・」

なんじゃそりゃ・・。

「とにかく、用がないなら帰ってくれよ」

「用があるから入ったんでしょ!」

「なんだよ、用って」






「あたしさぁ・・静流君のこと、好きになっちゃった♪」






「・・・・はぁ~~~?」


意味わからん。

急に押し寄せてきて。

しかも、結局告白かよ!


「ね、付き合ってよっ」

「えっ・・そ、それはダメだ」

「ええっなんでぇ?」

うるうるした目でこちらを見てくる。

「うっ・・」

思わず言葉につまる。

「ほら、やっぱり静流君もあたしのこと好きなんだ!」

「ち、ちがうっ!そうじゃない。・・・大体俺、女とか興味ないんだけど。。」



「・・ふ~ん。そうなんだ。でもあたしは好き。だから付き合ってってば」

「い、いやだっ」

あまりのしつこさに2階にある自分の部屋へ向かった。

バタンッ

ガチャリ。


「ふぅ・・・」
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