kasiraな私
お母さんの着物??
一体全体・・・どうして今、ここにあるのですか?
不思議に思って着物を眺めてると三枝弟が煙草に火を点けながらあたしをぎろっと睨んだ。
・・・だから何であたしが睨まれないといけないわけ?
「お嬢がこれから着るんですよ」
またまた笑顔であたしに言う三枝。
「へ??」
話が見えませんよ・・・三枝!
きょとんとしてるあたしをソファに座れと言うような仕草をとって先に座った三枝。
釣られてあたしも三枝の隣にちょこんと座った。
「お嬢。今日は遅れて申し訳ありませんでした。で・・・お話なんですが」
三枝の顔から笑みが消えいつになく真剣な表情に変わった。
「う、うん?何?」
息を呑んで三枝の次の言葉を待った。
「頭が亡くなられて、次の後藤組の跡目の事なんですが・・・」
なぁ~んだ!その事か。
どうせ三枝が柱になるって話でしょ!
あたしは緊張から外れ、だら~んとソファに深く背中を付けた。
「お嬢にお願いしたくて今日は呼び出した次第であります」
「うんうん。そうだよね!」
・・・ん?
「ご理解頂けますか?!」
「三枝・・・今、何と?」
聞き間違いかなぁ?
何だか・・・有り得ない事を口走った様な気がしたけど?
一体全体・・・どうして今、ここにあるのですか?
不思議に思って着物を眺めてると三枝弟が煙草に火を点けながらあたしをぎろっと睨んだ。
・・・だから何であたしが睨まれないといけないわけ?
「お嬢がこれから着るんですよ」
またまた笑顔であたしに言う三枝。
「へ??」
話が見えませんよ・・・三枝!
きょとんとしてるあたしをソファに座れと言うような仕草をとって先に座った三枝。
釣られてあたしも三枝の隣にちょこんと座った。
「お嬢。今日は遅れて申し訳ありませんでした。で・・・お話なんですが」
三枝の顔から笑みが消えいつになく真剣な表情に変わった。
「う、うん?何?」
息を呑んで三枝の次の言葉を待った。
「頭が亡くなられて、次の後藤組の跡目の事なんですが・・・」
なぁ~んだ!その事か。
どうせ三枝が柱になるって話でしょ!
あたしは緊張から外れ、だら~んとソファに深く背中を付けた。
「お嬢にお願いしたくて今日は呼び出した次第であります」
「うんうん。そうだよね!」
・・・ん?
「ご理解頂けますか?!」
「三枝・・・今、何と?」
聞き間違いかなぁ?
何だか・・・有り得ない事を口走った様な気がしたけど?