kasiraな私
「藍~~!!今年はお父さん、たこ焼き焼くぞ!!」
「え?毎年たこ焼き焼いてるでしょ?」
町内の夏祭り。
お父さんの組では毎年出店を出してる。
それが収入源らしいけど。
お父さんは『シノギ』って言ってた。
「今年は藍も一緒にやろ?」
「う~ん。ま、いいか!やってもいいよ?」
「ほんとか?やったぁ!」
子供みたいにはしゃぐお父さんを見てやれやれって感じで一緒にやる事にしたあたし。
その日にたこ焼きで使う大量のタコが届いて、キッチンは潮の匂いで一杯だった。
この時はまだ事務所のキッチンが破壊されてなくて健在。
本宅よりは大きめの事務所のキッチンでタコをぶつ切りにしてるあたしとお父さん。
しかも・・・タコは一匹丸々、発泡スチロールに入ってて、切るのがかなりめんどくさかった。
ぬるぬるしたタコと悪戦苦闘してるあたしとお父さん。
「生きてないよね?死んでるよね?」
切るたびにお父さんに聞いて、
「大丈夫だ。生きてても墨を吐かれるだけだろ!あひゃひゃひゃっ!」
どこからくるか分からない笑いのツボにハマルお父さん。
蛸壺ならぬ・・・父壺!!あははっ!
「え?毎年たこ焼き焼いてるでしょ?」
町内の夏祭り。
お父さんの組では毎年出店を出してる。
それが収入源らしいけど。
お父さんは『シノギ』って言ってた。
「今年は藍も一緒にやろ?」
「う~ん。ま、いいか!やってもいいよ?」
「ほんとか?やったぁ!」
子供みたいにはしゃぐお父さんを見てやれやれって感じで一緒にやる事にしたあたし。
その日にたこ焼きで使う大量のタコが届いて、キッチンは潮の匂いで一杯だった。
この時はまだ事務所のキッチンが破壊されてなくて健在。
本宅よりは大きめの事務所のキッチンでタコをぶつ切りにしてるあたしとお父さん。
しかも・・・タコは一匹丸々、発泡スチロールに入ってて、切るのがかなりめんどくさかった。
ぬるぬるしたタコと悪戦苦闘してるあたしとお父さん。
「生きてないよね?死んでるよね?」
切るたびにお父さんに聞いて、
「大丈夫だ。生きてても墨を吐かれるだけだろ!あひゃひゃひゃっ!」
どこからくるか分からない笑いのツボにハマルお父さん。
蛸壺ならぬ・・・父壺!!あははっ!