kasiraな私

「兄貴?しちゅじってなんだよ?」


「執事な」


「執事?男のメイドみたいなやつか?」


「・・・だな」


「そこ・・・うるしゃいよ?」


ソファに横になってたら、頭が痛くなってきたあたし。


そんなあたしの横でぐちぐちしゃべってる兄弟。


静かにしてくれます?


「さえぐちゃ~。頭いたい」


「え?ちょっと待ってくださいね。薬探してきますから」


三枝は急いで組長室を出た。


残されたあたしと執事の龍。


龍はあたしが横になってるソファの対面のソファにどっしり腰を下ろし腕を組んであたしを睨みつけてる。


「な、なんですか?」


「あ?何が?」


目つき怖いよ?


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