ミッドナイト・ブルー
車に向かって歩き、窓をコツコツと叩くと愛美が拍子抜けした様子で、
「もうやっつけちゃったの」と、聞いて来た。
「二対一だから先制攻撃が鉄則なんでねそんな事より、先を急ごう」と言い車を出した。
少し先のスタンドで燃料を入れ再出発した。
西湘バイパスに入り半分位迄来た時、それは起きた。
料金所を、越えた辺りから二台の車がハイビームのライトを光らせながら、物凄いスピードで近ずいて来るのが見えた。
次の瞬間俺は愛美に
「愛美、今日は飛ばさないつもりで居たけど無理そうだ。しっかり捕まってろよスピードを上げるから」と、言うと返事を待たずにシフトダウンすると同時にアクセルを蹴り飛ばす様に踏み付けた。車は、いきなり後ろから大きな足で蹴り飛ばされたように物凄い勢いで前に前にと走り出した。
シフトチェンジを繰り返しながら車速はどんどん上がり200Kmを直ぐに越えてなおもメーターの針は、動き続け250・260・270・280・と指して行くミラーごしにかなり大きく見えていたライトが、少し離れたのを感じた時、ウインドウスクリーンにはコーナーが迫って来ていた。
俺はここのコーナーと次のコーナーが勝負だと考えてギリギリ迄アクセルから足を離さなかった。
コーナーの入口アウトに付けブレーキを、遅らせたのでクリッピングポイントを奥に取ることが出来る。
シフトダウンをしながらタイヤが悲鳴を上げているが気にもしないで、走り込んでいく、クリッピングポイントに到達した時インにくっつけアクセルを繊細に調節しながらアウトに流れるのも気にしないで、走るアウト側のガードレールギリギリに車が流れ立ち上がると、次のコーナーが見えてくる。
このコーナーは先程よりもっときついRだ。
その時、後方からタイヤのスキール音の後に金属がぶつかる音が聞こえた時には、コーナーには入るためにドリフトさせていた。
一瞬では在るが事故った車が弾き返されているのが、確認できた。
俺は、アクセルでコントロールしながらコーナーをぬけそのままターンパイクの、料金所のおやじに投げ付ける様に金を渡しぐんぐんスピードを上げ終点迄走り切り大観山の駐車場に止めると、エンジンを止めると静寂が俺達を包み込んだ。
「愛美、喉渇かないか」
「うん、かなりカラッカラになってる」
「じゃあ、一緒に買いに行くか」
「うん、いくいく」
「もうやっつけちゃったの」と、聞いて来た。
「二対一だから先制攻撃が鉄則なんでねそんな事より、先を急ごう」と言い車を出した。
少し先のスタンドで燃料を入れ再出発した。
西湘バイパスに入り半分位迄来た時、それは起きた。
料金所を、越えた辺りから二台の車がハイビームのライトを光らせながら、物凄いスピードで近ずいて来るのが見えた。
次の瞬間俺は愛美に
「愛美、今日は飛ばさないつもりで居たけど無理そうだ。しっかり捕まってろよスピードを上げるから」と、言うと返事を待たずにシフトダウンすると同時にアクセルを蹴り飛ばす様に踏み付けた。車は、いきなり後ろから大きな足で蹴り飛ばされたように物凄い勢いで前に前にと走り出した。
シフトチェンジを繰り返しながら車速はどんどん上がり200Kmを直ぐに越えてなおもメーターの針は、動き続け250・260・270・280・と指して行くミラーごしにかなり大きく見えていたライトが、少し離れたのを感じた時、ウインドウスクリーンにはコーナーが迫って来ていた。
俺はここのコーナーと次のコーナーが勝負だと考えてギリギリ迄アクセルから足を離さなかった。
コーナーの入口アウトに付けブレーキを、遅らせたのでクリッピングポイントを奥に取ることが出来る。
シフトダウンをしながらタイヤが悲鳴を上げているが気にもしないで、走り込んでいく、クリッピングポイントに到達した時インにくっつけアクセルを繊細に調節しながらアウトに流れるのも気にしないで、走るアウト側のガードレールギリギリに車が流れ立ち上がると、次のコーナーが見えてくる。
このコーナーは先程よりもっときついRだ。
その時、後方からタイヤのスキール音の後に金属がぶつかる音が聞こえた時には、コーナーには入るためにドリフトさせていた。
一瞬では在るが事故った車が弾き返されているのが、確認できた。
俺は、アクセルでコントロールしながらコーナーをぬけそのままターンパイクの、料金所のおやじに投げ付ける様に金を渡しぐんぐんスピードを上げ終点迄走り切り大観山の駐車場に止めると、エンジンを止めると静寂が俺達を包み込んだ。
「愛美、喉渇かないか」
「うん、かなりカラッカラになってる」
「じゃあ、一緒に買いに行くか」
「うん、いくいく」