ミッドナイト・ブルー
お尻のキャップを、開けて入れると、充電が出来るから、そう、そこ、それから俺の携帯番号は登録してある、名前は俺の本名で入れてあるから、取り敢えず、使い方判るかな」
「電元はどこに有るの」
「よく見てごらん赤いボタンが在るだろう」
「あったこれかな」と、使い方をレクチャーしていくとすぐに、覚えが早い。暫く携帯の話しで盛り上がりいつの間にか、お店に着いた。
彼女には、ワインをすすめ、楽しく食事をし、その後 車に戻ると愛美に、「これから、どうするどっか行きたいところとか無いか」と、聞くと、
「あんちゃんの、家に行きたい」とせがまれ仕方なしに連れて行く事にした。
途中の、コンビニによりジュースとビールとツマミを買い俺の家に向かった。
駐車場に車を停め二人で荷物を抱えて、俺の家には行っていくとキッチンに買ってきた物を置くと、部屋を見て周り出した。
「あんちゃん、一人なのこんなに広いのに、勿体ない、それにテレビ何台有るの」
「3LDKでテレビは三台だよ。」
「あんちゃんて、お金持ちなの、この部屋は」とドアを開けた。
そこは、俺の趣味の部屋だ。
大量の無線機、大量の車のパーツが、整然と棚に並べられている。
その棚の横に、パソコンテーブルとパソコン等が並んでいる。
リビングの真ん中には、毛足長い絨毯が、ひいてありその真ん中に、F1用タイヤとホイールが、寝かせてありその上に分厚いガラスが載せてありテーブルがわりにしてあり横には、ソファーがある。
和室はそのままなにも置いて無い。
もう一つの部屋は、寝室だ。
そこを見た愛美は、
「あんちゃんは、何時もここに寝てるの」
「ははははは、変な事言うなぁ〜ここは俺の家で、ベットが置いて有ってそこに寝ない奴が居ますか、誰のベットですか」
「キャハハハ確かにそうですね」
「そんな事より、あっちで飲もうよ」と、手を引きリビングに連れていくと、ソファーに座らせると俺はキッチンに行くとグラスを、二個出しトレーに、ビールとつまみを運び飲み始めた。
「あんちゃん、なにか音楽かけてよ」
「何が良い、そこにあるから」と、言うと指差した。
「こんなにあるの、凄いねそれにしても、男の家って感じね」
「そうかな、俺の家だ物」
「私なんか、アパートだよしかもワンルーム、こんな所に住みたいな」
「そうか、」
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