ミッドナイト・ブルー

済ませ外に出た。
それから、会社の上司や仲間の所に電話をして、
「何だかよく判らないけど、明日から検査入院をする様に言われた」と、伝えた。
最後に愛美の所に電話をいれ、
「愛美、俺、明日から入院しろって言われたよ」
「なんで、またそんな冗談言って驚かせ様としてない」
「いや、マジだよ咳が止まらないから今日病院に来たんだけどそしたら言われたんだ、それで、俺親兄弟居ないから」と、言ったら、
「判ったけど、今、信一に相談してみるから、後で電話する」と、言って電話が切れた。
家で、入院の準備をしていると、インターホンが鳴った見ると、愛美の姿が映っていた。ボタンを押して入口の扉を開けた。
愛美が、部屋に入って来るなり、
「賢さん、ちょっとどうなってるの、ここに座って話して」
「そんなに、大変な事じゃあ無いよ、俺この前から咳してただろう。もう何ヶ月かなるのに全然良くならないし、会社でも言われて今日病院に行ったら、良く調べた方が良いでしょうと、言われてその為の入院だって」
と、言うと愛美は目に涙を貯めて、
「本当に、検査だけなのね」
「そうだよ、結核じゃヤバイでしょだから」
「焦っちゃったよ、」と泣き笑いになっていた。
「あのね、びっくりして泣き叫んで家を出て来たから信一多分心配していると思うから、準備出来たら帰るね」
「うん、それで頼みが有るんだけど、明日午後２時に、一緒に病院に行ってくれないかな、一人で行くのって不安じゃない頼む」と、言うと、
「良いけど」
「やっぱり、格好悪いね俺って」
「良いじゃん、人間らしくて任して、賢の女だから大丈夫甘えて」
「有り難う、俺親兄弟居ないから」
「任せなよそれより、また遊びに連れていってよ
この間のクラブの旅行いらい、ここのところ行ってないから、温泉とかが良いかな2泊とか3泊とかで行かない」
「良いね、それ戴き行こうじゃない、行き先決めておくから」
「そうして、何だか楽しみだな」と、話しながら荷作りをした。
出来上がると愛美はキッチンに行き、夕食を在る物で作ってくれ、自分は食べずにコーヒーを飲みながら、俺が食べ終わる迄居てくれた。