ミッドナイト・ブルー
、ボーとしているとインターホンが呼びだし音を響かせた。
ボタンを圧し入口を開けた、直ぐに、潤子がやって来た愛美はこの子にだけは全てを話していた。
彼女は、入って来ると、
「愛美何をしたの、なにパソコンがどうしたとか言ってたけど、どうしたの愛美しっかりして私が聞いてあげるから泣かないで、あんちゃんはどうしたの、」
「あんちゃんねえ今病院にいるの病気になっちゃった私ね、二人の男の間で揺れて遊んでたでしょ。真一は本当に若いから勢いで、少し待っててくれ、そうすればって言ってくれたけどそんなのずっと先、あんちゃんは、真一のそんな態度に私が揺れているのを見兼ねて、だから自分は私の周りに有る空気になってくれたのそんな優しい人なのそんな人がこれからが無くなっちゃったの折角決めたのに、その相手が肺ガンなんて信じられる。もう嫌だ。あの人が居なくなるなんて、私、生きて居たくない。神様はひどいよ私の一番大切なものを取り上げるなんて」
潤子は何も掛ける言葉を失っていた。
優しくその小さな身体を抱きしめてあげるしか無かった。
暫くの間そうして居た。
愛美に、
「真一と別れて来たの」
と、聞くと、
「だって、私を幸福にしてくれるのはあんちゃんしか居ないもの」
「それだったら、愛美がしっかりしないでどうするの判った、私も協力する。えっとまず愛美は洗面器に氷水を作り、そのむくんだ変な顔直す。そして綺麗に化粧をしてあんちゃん合に行く、そして貴方の女にして下さいと言って認めてもらうここに戻る。判った」
「判ったけど、つらいなここに戻って一人は」
「判ってる、愛美を一人にするの怖いから私も暫く此処に居るOK」
「そうしてくれたら嬉しい」と変な生活が始まった。
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