ミッドナイト・ブルー

「それじゃ、仕方ないじゃん。アイツは歳いくつなんだ」と聞くと
「29歳って言ってたと思うけど私に彼が居るから、あなたと付き合え無いし最初からそんな気は無かったと伝えたんだけど聞いてくれないの」と泣き出した。
「でもな、それは自分でまいた種だろう俺も立ち会ってやるから謝って判って貰うしか無いんじゃないか愛美ちゃんが、居ない所で話しを付けると変に受け取ってストーカーにでもなられても困るからな」と言うと、
愛美は納得したように頷いた。
「今でも、ストーカー紛いの事してるのよアイツ」と言うから、
「大丈夫、そこから先は俺が話しを付けるから安心しろ彼は知らないんだろこの件は」と、聞くと 「言えないし、ばれたら困る」とまた泣き出した。
「判った何とかするから」
その後、二十分くらい話し合い下に降りて行った。直ぐに奴は来ると思ったが中々現れなくやって来たのはそれから2時間後だった。
奴は店に入って来るなり 「愛美いますよね」と突っ掛かるように店長に話しかけた。
「お〜い、愛美ちゃん男が話しが有るって来てるぞ」と店の中に向かって声をかけた。
そこに、俺が出て行き、
「愛美は会いたく無いそうだが、君は誰だね、何の用があって来たのかな」と、言うと
「何ごちゃごちゃ言ってるんだ。お前に関係ないだろうサッサと連れてこいよ。」といきまいた
「君、こんな所でいきまいても仕方ないし、喧嘩を売っても損をするのは、判るね誰かそれより冷静に話しをしないかそれが約束できるなら連れて来るけど、どうだ」と言うと奴は少しビビっているらしく俺と店長を見てやばいコイツラ普通の脅し位じゃ効かないと解ったらしく、黙り込んだそこに俺が、
「君にも言いたい事が有るんだろ、それじや、俺が愛美を連れて来てやろうしかし、君も少し気を落ち着けてもう少し穏やかに話しをして貰わないとそれに少し時間が掛かりそうだからそこの喫茶店で待って居て貰えますか」と、言うと
「お前等、あの子を逃がそうとしてるんじゃないだろうな」と、言うので 「いい加減にしてくれないか、俺を怒らせたいのか、逃がす気ならとうの昔に逃がしてるよ時間が一杯有ったからな、それにこんな所で意気がられるとお客さんが来ないから」と言い返すと
「客がこようがくるまいが知った事か」と、言う 「そう言う、事言ってると威力業務妨害で警察呼ぶ