ミッドナイト・ブルー
「そうだよ、これから愛美を幸福にしなきゃいけないし、私にもお礼をしてもらわないと、店長もそうでしょ」
「そうだな、お礼なんて要らないから俺はお前達の子供が見たいかな」
「店長それは、おれの兄貴の言葉じゃないな、親父だよ」と、言うと奥さんが、
「ちがうよ、私達夫婦は子供が欲しかったのに出来なかったの何年も治療したけどだからこの人あなたの子供ならっていつも、言ってるの」
「有り難う、みんなの気持ちは判ったけど、まだ子供の話しは、ちょっと早い気がするんですが愛美ちゃんどうですか」
「そうね、どうせなら子供、六人位作って店長さんにも、子育て手伝ってもらうのも良いかな、奥さんと、潤子にその時には乳母役お願いします。」と、言うと潤子が
「なんでまだ、結婚もしてないのに、乳母ならなきゃいけないの、嫌だ」と、言ってると
「だから、俺とどうですか」と城木が割り込んでくると
「何が悲しくて、どさくさ紛れにあんたと、結婚しなきゃいけないの」と、言い返すと
「すみません、でもちょうど良いかなと、思って 」と、返して来た。
潤子は
「何がちょうどなの、勝手に思わないでょ」と、ムキなって言い返すから
皆が大笑いすると
「笑わないでよ。なんか腹が立つな」と言っていると又
「そうですよ、笑い話じゃナインですから」と城木が真面目な顔をして言うから
「あんちゃん、助けてよこいつ絶対頭おかしいから」と、ベットに座っている俺の横に座り甘えて来て、愛美に
「ちょっ、私のダーリンに手を出さないでよ」と、言われ
「まだ、あんちゃん、愛美にプロポーズしていないしょ」
「それは、まだだけど」
「じゃあ、良いじゃない愛美より私の方が素直だし、オッパイだって大きいし、スタイルだって負けてないよ」
「潤子、お前いくら城木に、言い寄られるのが嫌だからって、俺の所に来てどうするの諦めてもらえ、」
「チェッ、少し乗ってくれるかと、思ったけど」
「全く、もう少し色気が、あればな〜クラット来たかもしれないけど、残念」
その後、少し話して皆で病院を後にした。
皆車に乗せ、家に送り届け、その後横浜にむかって、走らせた。
                                 車の中で愛美は
「ケン、疲れたら言ってね。」
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