ミッドナイト・ブルー
「ああ、判っているさ、必ず言うからそれまで、心配する言葉は、いわないで欲しい」と、言うと 「わかった約束よ」
しばらく、黙ったまま走らせていた。
「なんか、しゃべろよ、いきなり黙り込んで」
「だってさ、なんか話しにくくなるじゃない、気にしながら喋るなんて」
「めんどくさいやっちゃな〜 もう良いよ気にしないで、静かな方が気持ち悪い」
「なにそれ、・・・・それにしても、あの店長さんってお金持ちなのね」
「そうでもないけど、子供がいないけど、アウトドアが好きで、キャンプに良く行くんだ。俺も何回か行ったんだけど楽しいよ」
国道沿いの大型百貨店の駐車場にクルマを乗り入れ、買い出しをした。30分位で出て来て買った物を冷蔵庫に仕舞いまたクルマを出した。
それから、3時間後俺はキャンプ場にクルマを止めた。
その、キャンプ場はカーショップに来られる会社の重役さんの会社の所有する物で、以前に何回か借りたことのある所を今回も借りたのである。
クルマを停めるとまず、外部電源を取るコンセントを繋ぎ水道のホースも繋げ最後に下水のホースも繋げ次に、少し離れた所に在る小屋に行くと、灯油のタンクのコックを開きボイラーを点けてクルマに戻った。
そこでは愛美が料理の下ごしらえを始めていた。
「愛美、今日は俺が作るよ。」
「えっ、良いの、私がやるよ」
「俺がやりたいんだ、それよりなんか音楽聞きたいんだけど、かけて」
と、包丁を受け取った。
それから、一時間半後クルマの電気を消しキャンドルに、火を点し小さく音楽が聞こえる中グラスに、ビールを注ぎ二人だけで乾杯をした後、俺は愛美に、
「俺、今入院中だけど、出来るだけ早く出て、こんなクルマで色んな所に行きたいなと考えている。出来ればその時ナビシートに、愛美が乗って欲しい・・・・・乗ってくれないか」
「えっ、キャンプの時だけ」
「そんな訳無いでしょう。これからの、人生と言うことだよ。」
「私を助手席なんかに、座らせると、うるさいよ」
「うるさい位で、ちょうど良いさ」
「本当に、」
「俺は、一人が嫌いなんだ、」
「私で良ければ、いつまでも一緒に居たいと想ってくれるなら」と答えた愛美の手を取り、薬指にリングを通した。それをじっと見つめながら
「私、幸せよ。ずっとずっとこれを感じさせてね」
しばらく、黙ったまま走らせていた。
「なんか、しゃべろよ、いきなり黙り込んで」
「だってさ、なんか話しにくくなるじゃない、気にしながら喋るなんて」
「めんどくさいやっちゃな〜 もう良いよ気にしないで、静かな方が気持ち悪い」
「なにそれ、・・・・それにしても、あの店長さんってお金持ちなのね」
「そうでもないけど、子供がいないけど、アウトドアが好きで、キャンプに良く行くんだ。俺も何回か行ったんだけど楽しいよ」
国道沿いの大型百貨店の駐車場にクルマを乗り入れ、買い出しをした。30分位で出て来て買った物を冷蔵庫に仕舞いまたクルマを出した。
それから、3時間後俺はキャンプ場にクルマを止めた。
その、キャンプ場はカーショップに来られる会社の重役さんの会社の所有する物で、以前に何回か借りたことのある所を今回も借りたのである。
クルマを停めるとまず、外部電源を取るコンセントを繋ぎ水道のホースも繋げ最後に下水のホースも繋げ次に、少し離れた所に在る小屋に行くと、灯油のタンクのコックを開きボイラーを点けてクルマに戻った。
そこでは愛美が料理の下ごしらえを始めていた。
「愛美、今日は俺が作るよ。」
「えっ、良いの、私がやるよ」
「俺がやりたいんだ、それよりなんか音楽聞きたいんだけど、かけて」
と、包丁を受け取った。
それから、一時間半後クルマの電気を消しキャンドルに、火を点し小さく音楽が聞こえる中グラスに、ビールを注ぎ二人だけで乾杯をした後、俺は愛美に、
「俺、今入院中だけど、出来るだけ早く出て、こんなクルマで色んな所に行きたいなと考えている。出来ればその時ナビシートに、愛美が乗って欲しい・・・・・乗ってくれないか」
「えっ、キャンプの時だけ」
「そんな訳無いでしょう。これからの、人生と言うことだよ。」
「私を助手席なんかに、座らせると、うるさいよ」
「うるさい位で、ちょうど良いさ」
「本当に、」
「俺は、一人が嫌いなんだ、」
「私で良ければ、いつまでも一緒に居たいと想ってくれるなら」と答えた愛美の手を取り、薬指にリングを通した。それをじっと見つめながら
「私、幸せよ。ずっとずっとこれを感じさせてね」