ミッドナイト・ブルー
「フルコースか、良いですね行く行く行っちゃう」と、言う事で決まった。
それから一時間後、MM21に在る、駐車場に車を止め二人をクルマに残し10分後に潤子が、コスモクロックの乗り場やって来る様に、そして潤子がクルマに戻ると愛美が、やって来る様に、言うと俺は観覧車(コスモクロック)に、向かった。


暫くすると、潤子がやって来た。
「潤子、乗ろうか」と、促し観覧車に、乗り込んだ。
「あんちゃん、何でこんな面倒な事を、しているの」
「話しが有るんだ、」
「なんの、話しなの」
「俺達、明日結婚式を、するよね、忘れていたんだけど、プロポーズをしていないのを、思い出してしまい今日することにしたんだ、そこで潤子に先に言って、おきたかった、」
「なにを」
「今更だけど、潤子は俺の妹に、なってもらいたい、そして愛美の力になってもらいたいんだ。変な言い方に、なっちゃうけど俺が居なく成ってからの事だけど潤子が、アドバイスしてやってほしい、助けてほしいんだ、
多分、俺は身勝手な頼みをしているのは判ってるでも、頼めるのはお前しかいない、だから今から俺の妹になって欲しい、頼む」
「あんちゃん、私の気持ちを知っていてなおかつ頼んでるんでしょう、」
「うん」
「そう、あんちゃんに1番近い存在で、あんちゃんの事を1番良く知っているって、事でしょう誰よりも」
「そう言う事になるかな、とにかく何でも良く知っているのはお前しか居ないんだ」
「昼約束したことなので、いえいやだなんて言えない成るよ、あんちゃんの妹に」
「そうか、成ってくれるか、ありがとう、それでこれは妹に初めてのプレゼント、受け取ってくれるか」と、先日入院中と言う事もあり誕生日の、プレゼント様に買って置いてあった俺のしている24金の喜平形ブレスレットのレディースサイズの入った箱を潤子に、渡した。
「これは、あんちゃんのと、お揃いのブレスレットでしょう。ありがとう、所で今日この後プロポーズするんだょね、なんかカッコイイ言葉考えて来たの」
「いや、別に考えては無いけど」
「あんちゃん、余り情けない言葉は、辞めてよ、私まで恥ずかしくなるからカッコ良く決めてね。」
「任せろ、バシッと決めるから」と話しながら二人を乗せた観覧車は、一周回って潤子との、話は終わりクルマに戻って行った         
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