星に願いを【完結】

美樹は街に女がいたと言ってから途中で話をやめた。


「どうしたん?」


俺は美樹に優しく尋ねた。



「ごめん、ここまででいい?辛くなっちゃった…」



美樹は俺と目を合わさず伝えてきた。



きっと他にも何かがあったのだろう。


だけど俺はこれ以上聞かなかった。

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