星に願いを【完結】

美樹は20分泣き続けた。


「もう大丈夫…」


美樹は泣きすぎて声が鼻声になっていた。



「じゃあ、帰るか」


俺は美樹に優しく伝えた。



家に着くまで一言も話さなかった。



ただ俺の右手は美樹によって握られていた。


そしていつの間にか美樹の家の前まで来ていた。


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