星に願いを【完結】

「いいやん」


「もおー大雅ってばー///」


「理沙」


「ん?」



真剣に話す俺に理沙は静かになった。



「愛してる」


理沙の耳元で囁いた。



「理沙も愛してるよ」



こんなにも小さくて
こんなにも優しくて
こんなにも素直で
こんなにも俺を想ってくれて
こんなにも温かい存在で



そんな彼女を俺は傷つけてしまった。

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