星に願いを【完結】
「お前がここまで理沙のこと好きになると思ってなかったわ」
「うん、俺も予想外」
「俺、お前が何も聞いてこなかったから言わんかったけどお前が付き合い始めた頃、美樹と蓮、より戻してん。蓮もなんだかんだ美樹がまだ好きやったみたい。今はうまくいってないみたいやけど」
「そ、そうなん」
久しぶりに聞く美樹の名前に動揺した。
「まあ理沙が居るお前には関係ないことやけどな」
そう言って海斗は二人の元に走っていった。