星に願いを【完結】

「たーいーがー」


理沙が俺の目の前に居た。


「うわっ!?」


「びっくりしすぎやろ」



「ごめんごめん」


美樹のことを忘れようとして理沙に精一杯の笑顔を向ける。



「何か考えてた?」


「ううん。行こか」


「うん!」



その日は何も考えられないくらいに遊んだ。



でもあの日があったことで俺はまた昔に戻ってしまったんだ。


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