星に願いを【完結】

美樹はゆっくり目を開いた。


「た、大雅…」



「よかった…」



美樹の手に無造作に縛られている縄をほどいた。


「どうして大雅が…」



「たまたま通ったんだよ」



美樹は俺に抱きついてきて泣いた。



理沙にどう思われてるか心配で…



でもそれ以上に目の前にいる美樹が心配だった。



何分か泣いたあと美樹に声をかけた。

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