星に願いを【完結】
俺は急いで車に乗り込んだ。
「ごめん、待たせて」
「ううん」
美樹は笑顔で俺に言ってきた。
俺は車を発進させた。
そして美樹の家の前に車を止めた。
「美樹はあいつ等のこと知ってるん?」
後ろを向いて美樹に尋ねる。
「ううん、多分たまたま私がやられそうになっただけ」
「そっか…さっきのやつら殺してやりたいくらいに俺、むかついてる」
ほんとに殺してやりたいほどさっきのやつらが憎い。
美樹を傷つけたのだから。
「大雅…」