星に願いを【完結】

「さあ、授業戻ろう」


話が終わって大雅が私に言ってきた。


大雅はいつもそうだった。



誰よりも私を分かっていてくれていて誰よりも優しくて。


そして過去を振り替えれば辛いときにはいつも大雅が居た。


いつも彼は強引ででもその空気に吸い込まれているのは私だった。


本当は…


本当は…



ずっと大雅が…

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