星に願いを【完結】
ピンポーン
俺は大学2年の時から一人暮らしをしている。
だから夜中に友達が来るのはしょっちゅうだった。
「今、開けるわ」
ドアを開けると理沙と何か言い合いをしている海斗と加奈の姿があった。
「お前等うるさいって。近所迷惑やねん、はよ入れ」
ぶつぶつ文句を言う加奈と愚痴を漏らす海斗。
「こいつ等どうしたん?」
「何か分からん」
笑顔で答える理沙。
昨日の表情とは全く違ったので俺は内心安心した。