星に願いを【完結】

キッチンにはサンドウィッチが三人分置いてあった。


こういうところは本当に誰よりも大人で俺はいつも尊敬していた。


ふと俺はあの写真が気になった。

だけど今見たらまた思い出してしまうことを分かっていたから俺はトイレに行った。


起きると昼の1時を指していて俺は海斗を起こした。


「おい、起きろって」


「まだ寝れるー」



寝ぼける海斗に軽い蹴りを一発入れる。


海斗は目をこすって機嫌が悪そうな顔をしている。



「海斗、加奈も起こせ。昼飯食べるぞ」


そう言って俺は理沙が作ってくれたサンドウィッチを机に持っていった。

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