星に願いを【完結】

「そこ右に曲がって」


言われた通りに曲がる。


「ここ」


そう言いながらたくさん木が立っている方を指さす。


「ここ?」


木しか見えない場所を不思議に思う。



「いいから降りて降りて!」


理沙が笑顔で言う。


俺は理沙に手を引っ張られながら足を進める。



「あっ!あったあった!」


理沙は俺の手を離し急に走り出した。


俺もそれに続いて走った。



そこには秘密基地らしきものがあった。

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