星に願いを【完結】

「大雅、幸せになってね。すごくすごく大好きやったよ」


理沙は俺の目を見て話すと俺に背を向けた。


「ほら、行って!もぉ泣いてるとこ見せたくないから」


「理沙…」

「大雅!」


俺は決心がつき理沙に最後に言った。


「理沙、お前が彼女で俺は毎日楽しかった。世界一自慢な彼女やった。ありがとう…すっげー幸せやった」


俺は走った、とにかく走った。
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