星に願いを【完結】
「美樹!」
俺はびっくりして後退りをする。
「何、してんの?」
「うっさいわ」
そう言って下を向くと美樹がクスっと笑った。
そして俺の隣に座った。
「何してたんよ〜」
「星に願い事してた」
「はああ?!」
絶対美樹にはバカにされると思った俺もクスっと笑ってしまった。
「な、何で大雅が笑うんよ」
「ううん、予想通りな答えやなーって思って」
「あっそー」
美樹はフンと俺の反対側を見る。