星に願いを【完結】

「美樹、結婚してくれ」


俺は指輪を美樹の左手の薬指にはめた。


美樹は少し微笑んで頷いた。



「当たり前っ」



俺はまた美樹を抱き締めた。


「やっと叶った」


「言ったやん。願い続けたら願うって」



「そうやな」


二人で上の空を見上げた。



「キレイだな…」


俺は咄嗟に声が出た。

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