星に願いを【完結】

美樹と小さな声で話している。


「大雅、麻衣のこと知ってる?」


「名前知らんかったけど顔は見たことあるよ」


「そっかあ~ほな、頑張れよ、麻衣!大雅も」



美樹はそれだけ言って蓮の居るもとに走っていった。



「ちょ、おい、美樹!」



麻衣は下を向いて黙っていた。




二人に微妙な空気が流れた。



沈黙を破ったのは麻衣の方だった。
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