星に願いを【完結】

「隣、座っていい?」


「どーぞ」


俺はそう言いながら砂をはらって麻衣を誘った。


「ありがとう...」


「うん」


何これ?


美樹もほったらかしやし…



訳分からんし。



「屋上来た子やんな?」


「えっ?!覚えててくれたん?」


「急に出ていったから印象強かった」


「ご、ごめん」



照れる麻衣をちょっと可愛いと思ってしまった。



「ううん!あんときどないしたん?」
< 49 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop