星に願いを【完結】
「まあ、ええけど」
「大雅の腕ってあったかいな。蓮は冷え性やから冷たいねん」
「いつでもあっためたるけど?」
「冗談きつい!」
冗談なんかじゃない…
俺はずっとそお思ってきた。
蓮よりも俺が幸せにしたるから。
俺を見ろよ。
なあ、美樹?
「せやな。お前には蓮居るしな」
「本間にもおー!」
何でやろ?
心の中ではあんなに思うのに口から出てこない。
現実は甘くないんかな?
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