星に願いを【完結】
「大雅、クリスマス暇?」
「お誘い?笑」
恥ずかしそうに聞く麻衣をからかう。
「聞いただけやん」
「嘘嘘っ〜ごめん…試合あるわ」
「そっか…」
麻衣が悲しそうな顔をする。
「イブならオフやで!」
「本間に?」
「本間に」
麻衣の顔がくしゃっとなる。
「遊ぶ?」
「うん!」
まるで幼稚園児みたいに笑う麻衣。
「約束なあ?」
「うん、約束」
そうやって麻衣と約束する。
これでいいのだろうか…?