星に願いを【完結】

「おい、待てって!」



「離して!」



俺の手を勢いよく振りほどいた。


「何でさ!現れるん?何で…何で…大雅に来てほしくないときにいっつも現れんよ!」



「美樹…」



「何でなん…」




美樹は俺の服を精一杯握りしめてしゃがみこんだ。




美樹は泣いていた。

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