星に願いを【完結】


「ご注文は?」



「ココアとオムライス」



「かしこまりました」


店員さんに注文する。


「美樹、オムライスでいいやろ?」



「私がオムライス好きなん覚えててくれたん?」



「うん、忘れるわけないやん」



美樹はなぜかさっきよりも声を上げて泣いた。



俺は何も聞かなかった。





美樹が言ってくるまでずっーと俺は待つよ。



俺がずっと居るから泣けよ。

< 79 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop