星に願いを【完結】

「美樹っ!!ちょっと待てって!」


蓮が後ろから抱きついてくる。


「離してや!」


「離さん!俺は美樹しか想ってない…確かに俺は椿といま、付き合ってる。でもそれは俺の意思じゃない。言い訳にしか聞こえへんやろうけど…でも美樹が居らんくなったら俺、耐えられへん…美樹、好きやねん」



蓮が泣いているのが分かった。


あかん…

やっぱり蓮が好きや。



私は蓮の手を離して自分から蓮を抱き締めた。

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