星に願いを【完結】
「美樹、傷つけてごめん。俺、さっきどうかしてた。俺な、こんなに美樹のこと好きになるなんて思ってもいなかった。本間に美樹が大好きやった。本間に幸せやったよ。今までありがとう。幸せになれよ」
蓮はお金だけおいて出ていった。
涙が止まらなかった。
私は拳でベッドを何度も殴り続けた。
いつの間にか蓮のことをたくさん傷つけてしまっていた。
私は最低な女だ。
ごめんなさい…
ただこの言葉を何度も繰り返して言っていた。