I become hope for you


じーちゃん曰わく、
「荷物は全部学園関係の業者が全て運んでくれる」らしい。


だから、あたしは特別
引っ越しの準備紛いのことは
しなくていいとのこと。


必要最低限のものを、
小さめのキャリーバックに
詰めるだけで家を出る支度は
呆気ないほど、
あっという間に終わった。


「信じらんないなぁ…」


ベッドに寝転がりながら、
ぽつりと呟く。
< 20 / 33 >

この作品をシェア

pagetop