Virus
ガラッ




み「わっ!…って、アレ?宇佐美じゃん。ビックリした…。宇佐美もトイレ?」



みみが普通に話しかけてきた。




遊「あ…あぁ。堀北も?」



と、俺も普通に答えた。




み「うん。…って、さっきまで名前で呼んでたのに名字に変わってるんだけど」



しまった…!



ついあのクセで……



俺は深呼吸してから「えっ、そうだっけ?」と言い反応を見た。



すると…



み「……ふーん。まぁ、別にいいけど〜。じゃあ、僕は仮眠の続きするからー…宇佐美も休みなよ」



と差して気にもせず答えた。



遊「お…おぅ」




み「じゃっ」




普通に笑顔で席に戻って行くみみ。



……良かった。盗み聞きしてたのバレなかったな。



遊「…あぁ、おやすみ」



俺はそれだけ言ってトイレに入った。



…一体……何が、どーなってやがる…




俺は頭を押さえて考えた。
< 132 / 426 >

この作品をシェア

pagetop