Virus
涼「よし……じゃあ、大体だけど…地図は頭に入ってるし……進んでみよっか?」


瞳「そうだね。遅れたりしたら迷惑かかっちゃうしね」


涼「おぅ。じゃあ、進もう」


俺たちが歩き出したその瞬間だった。


瞳「! 涼!危ない!」


涼「えっ?うわっ!」


ドサッ!


さっきまで、俺が居た場所には、あの化物の尻尾が突き刺さっていた。


涼「あぶな…。瞳ありがと!助かった!ちっ……早速かよ!」


パッと上を見た。


涼「! なっ…!」


そこには3匹の化物も居た。


瞳「さ…3匹も……」


そうか!


さっきの轟音で集まってきやがったのか!


涼「このっ!」


カチャッ……


俺は持っていたショットガンを取り出して化物目掛けて撃った。


富恵から貰ったグレネードランチャーはさっきの衝撃で落としてしまい、後は瞳が持っているマグナムとお互いが持っているハンドガンと手榴弾が2個しかない。

弾も落としてしまい底を尽きそうだった。


パンッ パンッ パンッ!


くそっ……


やっぱ頭になかなか当たらねぇ…


みみちゃんの方法でも……2匹しか倒せない。


1匹は自力で倒さなければならない。


瞳「涼!伏せて!」


涼「!」


瞳が手榴弾を投げた。


ドカンッ!


ギャアアアア!


1匹が動かなくなった。


涼「ナイス 瞳!」


瞳はコントロールが良いみたいだ。


……じゃあ、手榴弾は瞳に頼もう。
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