Virus
祐「あっと、今更だが……煙草平気か?」


祐騎さんがそう聞いた。


涼「えっ?あっ、俺は平気です。…瞳は?」


瞳「ウチも大丈夫です」


祐「そうか。なら良かった。じゃあ、さっさと寝ろ」

もう新しい煙草に手をつけていた。


祐騎さんって……かなりのヘビースモーカーなんだな…。


瞳「すいません。少し休ませて頂きますね。お休みなさい」


涼「あっ、でも……あまり吸うのは体に悪いですから気を付けて下さいよ?」


祐「はっ……別に平気だ。いいから、寝ろ」


涼「……平気じゃないから言ってるんだけどな…」


俺は小声でいったつもりだったが、祐騎さんにはばっちり聞かれてしまったようで「何か言ったか?」と聞かれた。


涼「い…いえ、なんでもありません。お休みなさい」

俺は素直にそう言った。


こうして、暫しの睡眠を取る事になった。
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