Virus
流「えっ?…ガガッ…どうかした…ザザッ…?」


祐「いやっ。丁度こっちも2人程、確保した所だ」


流「ピー…本当!?」


祐「あぁ」


「代わるか?」と祐騎さんが通信機を渡してくれた。

俺は、頷いて通信機を受け取った。


流「ガガッ…じゃあ、こっちも代わるね」


ドキドキ……


頼む…


大野達であってくれっ…!

そう願うと聞き覚えのある声が聞こえてきた。


遊「ピー…伊坂か?…ガガッ…」


涼「宇佐美!?」


俺は安心した。


遊「ザザッ…そっちは平気か!?」


涼「あぁ。さっき少し襲われたが祐騎さんに救って貰ったから今んとこ平気だっ!そっちは?」


遊「ザザッ…こっちも、似たようなもんだ」


涼「分かった。じゃあ、このままペンタゴンに向かうな」


遊「ガガッ…了解。気を付けろよ!」


涼「お互いなっ」


「終わりました」と俺は祐騎さんに通信機を返した。

祐「…聞こえるか?流架」

流「ピー…うん。聞こえる…ガガッ…よ」


祐「というわけだから、俺はこのまま伊坂達を連れて任務を続行する」


流「ガガッ…分かった。じゃあ、俺も…ザザッ…宇佐美くん達を連れてそっちに向かうね。…ガガッ…あと、通信機がこの通りだから…ザァ…これから、連絡がとりづらいと思うからよろしく」


祐「了解。気を付けろよ」

流「お互いね」


ピー


ここで、通信を終えた。


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