Virus
涼「……へっ?」
俺は何が起こったか分からなかった。
えっ…?
瞳「りょ……、涼……」
瞳は「あぁ、やっちゃった」的な顔をしてる。
でも、俺が、声を出した事により、フロントガラスが粉々に砕け散った事としなきゃいけない事は分かった。
涼「あっ…その…すいませんでした……」
祐騎さんは最初凄くしかめっ面をしていたが、やがて「ふー……」とため息をついた。
祐「……まぁ、フロントガラスがあったし…お前は寝てたからな…。仕方がないな……」
俺はホッとして「あっ、ありがうございます」と言おうとしたが「あっ、ありが―――」まで言って遮られ、代わりに「……もし、寝てなかったらお前のでこにも風穴を空けてやったけどな」という、恐ろしい一言が続いた。
涼「…本当、すいません……」
やっぱ、この人こえー……。
瞳「それにしても……ウチの口を塞いでてくれてたのに凄い早打ちでしたね。」
祐「まぁ、な……。でも、塞ぐ口を間違えたな」
クールに言う祐騎さん。
や……やっぱ、Sだ……。
祐「それより……。あいつは、大抵群れで狩りをしてるからここを離れないと危―――」
今度は祐騎さんの言葉を瞳が遮った。
瞳「祐騎さん!!横っ!」
祐「!!」
今度は祐騎さんの横の窓ガラスに、白い蛭みたいな化物が居た。
涼「うわっ、周りに沢山居るっ!」
まだ車にくっついていない奴が殆どだが、辺りには数十匹の蛭が居た。
祐「……ちっ!車の中に入られたら一貫の終りだぞっ!」
瞳「ど…どうし――…」
祐「車を出すっ!スピード出すからシートベルト着けてしっかり掴まってろ!」
そう言うとエンジンをかけた。
ブロロロ!
エンジンをかけると一斉にこっちに向かってきた。
ドンッ!
祐騎さんが自分の横に居た蛭を窓ガラスごと撃った。
それを合図に、車は猛スピードで走り出した。
俺は何が起こったか分からなかった。
えっ…?
瞳「りょ……、涼……」
瞳は「あぁ、やっちゃった」的な顔をしてる。
でも、俺が、声を出した事により、フロントガラスが粉々に砕け散った事としなきゃいけない事は分かった。
涼「あっ…その…すいませんでした……」
祐騎さんは最初凄くしかめっ面をしていたが、やがて「ふー……」とため息をついた。
祐「……まぁ、フロントガラスがあったし…お前は寝てたからな…。仕方がないな……」
俺はホッとして「あっ、ありがうございます」と言おうとしたが「あっ、ありが―――」まで言って遮られ、代わりに「……もし、寝てなかったらお前のでこにも風穴を空けてやったけどな」という、恐ろしい一言が続いた。
涼「…本当、すいません……」
やっぱ、この人こえー……。
瞳「それにしても……ウチの口を塞いでてくれてたのに凄い早打ちでしたね。」
祐「まぁ、な……。でも、塞ぐ口を間違えたな」
クールに言う祐騎さん。
や……やっぱ、Sだ……。
祐「それより……。あいつは、大抵群れで狩りをしてるからここを離れないと危―――」
今度は祐騎さんの言葉を瞳が遮った。
瞳「祐騎さん!!横っ!」
祐「!!」
今度は祐騎さんの横の窓ガラスに、白い蛭みたいな化物が居た。
涼「うわっ、周りに沢山居るっ!」
まだ車にくっついていない奴が殆どだが、辺りには数十匹の蛭が居た。
祐「……ちっ!車の中に入られたら一貫の終りだぞっ!」
瞳「ど…どうし――…」
祐「車を出すっ!スピード出すからシートベルト着けてしっかり掴まってろ!」
そう言うとエンジンをかけた。
ブロロロ!
エンジンをかけると一斉にこっちに向かってきた。
ドンッ!
祐騎さんが自分の横に居た蛭を窓ガラスごと撃った。
それを合図に、車は猛スピードで走り出した。